チョコレート嚢胞を数年かけて治療した話(1)

健康

これは、私が40代半ばのころの話。

健康診断で腫瘍マーカー(CA-125)の検査をした。
細かい数値は覚えていないけれど、基準より高かったのだと思う

紹介されて総合病院の婦人科で精密検査を受けた。
そこで見つかったのが「チョコレート嚢胞」だった。

右が4cm、左が2cm

そういえば、年々生理が重くなっていた。
このせいだったのだろうか。

チョコレート嚢胞とは

チョコレート嚢胞は、子宮内膜症の一種。
子宮内膜に似た組織が卵巣の中で増殖し、
月経のたびに出血を繰り返して、古い血液がたまっていく。

中身がチョコレートのように見えることから、
そう呼ばれている。

  • 強い生理痛
  • 経血量の増加
  • 下腹部痛

などの症状が出ることがあるが、
無症状のまま見つかることもある。

すぐに命に関わる病気ではないが、
放置すると大きくなることがあるため、
経過観察や治療を検討することになる。
(※上記ChatGPTによる説明です)

医師に言われた。「治療するかはあなたが決めてください」

「ただちにどうにかなる状況ではないが、何かしらの治療はおすすめする」
「どちらでもよい。あなたが決めてください」

……え、治療が必要かどうかって自分で決めるの?

と思いながらも、
「じゃあ治療します」と答えた。

すると今度は、

「でもこの病院は婦人科外来が週2回しかない」
「別の病院に行かれた方が安心だと思います」

はあ??と思ったけれど、
会社の近くにある有名大学病院への紹介状を書いてもらった。

ディナゲストという治療

当時いろいろ調べた記憶。
その頃は低容量ピルで治療する方法が主流だったようだ。
最初に行った総合病院でもそう言われた。

けれど、大学病院で処方されたのは

**ディナゲスト(一般名:ジエノゲスト)**という薬だった。

ディナゲストは、黄体ホルモンの一種で、

  • 生理を止める
  • 子宮内膜症の増殖を抑える
  • 嚢胞が大きくなるのを防ぐ
  • 小さくなる可能性もある

と説明を受けた。
手術ではなく、薬でコントロールする方法だ。
その当時は「比較的新しい治療法」と説明された。

へぇ、さすが大学病院だな。
と、妙に安心して、治療を始めることにした。

つづく