私は青色申告事業者なので、日々の帳簿をつけるためにfreee会計を使っています。
領収書をアップロードして、仕訳を入力して登録する、という一連の作業をClaude Codeでできないかな?と思い、試してみました。

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前提

  • freee会計: 個人事業主のスタータープラン。このプランでもMCPから登録できました
  • 作業用のフォルダを1つ作って、Claude Codeはそのフォルダで開いています(#2でスキルを置く場所になります)
  • freee公式のMCP(Claudeがfreeeを直接操作できる接続)をコネクタで接続済み。つなぎ方は末尾に
  • Claude: Fable 5.1。後半に、同じ指示を別のモデルで実行して比べた結果があります

頼んだこと

領収書はfreeeのスマホアプリで撮って、ファイルボックスに上げてあります。普通のタクシーの領収書です。

Claude Codeにこう指示。

私

freeeにファイルをアップロードしたから、内容を確認して取引登録して。登録する前に確認して。

登録前の確認

指示から1分ほどで、下記の返答がありました。

Claude Code

ファイルボックスの内容を確認しました。過去の登録パターンに合わせた取引案は以下の通りです。

項目 内容
発生日 2026-01-05
勘定科目 旅費交通費
税区分 課対仕入10%(税額 190円)
取引先 ◯◯交通株式会社
金額 2,100円
決済 同日に「現金」口座から支払済み
摘要 タクシー移動
証憑 上記領収書を紐づけ
Claude Code

勘定科目・税区分・決済口座は、過去のタクシー・交通費の登録と同じ設定にしています。この内容で登録してよいですか。変更したい点(摘要の文言、支払口座、日付など)があれば教えてください。

私

OK

Claude Code

取引を登録しました。ファイルボックスの領収書も「取引登録済み」の状態になっています。

「OK」から登録完了までは10秒くらいでした。
freeeを開くと取引一覧に入っていて、領収書も紐づいていました。

freeeに登録された取引の画面
freeeに登録された取引の画面

Claude Codeがやったこと

あとから、Claude Codeの画面に流れる作業ログ(ツール呼び出しの表示)を見ると、裏ではこう動いていました。

  • ファイルボックスから領収書の情報を取得
  • 過去のタクシー取引を確認し、それを踏襲して科目・税区分・口座を判断
  • 同じ日に取引が重複していないか確認

モデルを変えてみた

同じ領収書・同じ指示で、Claudeのモデルだけ変えて試しました。

Fable 5.1 Opus 5.5 Sonnet 5
指示から登録案まで 56秒 43秒 119秒
OKから登録完了まで 10秒 8秒 9秒
領収書の画像 freeeの読み取り結果を使用。画像には触れず freeeの読み取り結果を使用。「画像は見ていない」と自己申告 画像を自分で読んだ
登録案の中身 取引先・科目・税区分・現金、摘要「タクシー移動」 同じ ほぼ同じ。摘要は「タクシー代」
確認の聞き方 「変更したい点があれば」 日付と支払方法の2点を挙げて確認 「よろしいですか」のみ

科目・税区分・金額・口座はどれも同じでした。 この回ではOpus 5.5が速く、聞き方も具体的でした。各モデル1回ずつなので、秒数は目安です。
確認の聞き方はOpusが親切に見えますが、その2点だけ見ればいいのかと思ってしまう可能性もあり、これは好みかなと思いました。

まとめ

領収書1枚なら、これで十分でした。
便利だけど、毎回同じことを頼むのも面倒、と思ったら「スキル」という方法があります。#2:手順をスキルにして、次からは頼むだけ

MCPのつなぎ方

つなぎ方は、claude.ai(またはClaude Desktop)の 設定 → コネクタ → 「カスタムコネクタを追加」で、名前に freee、URLに https://mcp.freee.co.jp/mcp を入れて、freeeにログインするだけです。
事業所が複数ある人は、最初に「◯◯の事業所で」と言えば切り替えてくれます。
URLは必ずfreee公式のものを使ってください。